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最近頻繁にレディースのズボンを履いていたから忘れていたけど、メンズのズボンの履き心地の良さったらない。レディースはなんかサラサラしている。その性別を性別たらしめているのは生地なんじゃないかと思ってしまう。
思えばなんで私はレディースの服を着たりメイクしたりしてるんだろう。というか、なんでみんなはレディースの服を着たりメイクをしないんだろう。
どのタイミングでこうなったか分からない。高校の頃、友達の男女比率が2:8だったので女性側の情報が入ってきやすい環境にいたのは間違いないが、にしてもな気がする。別にそんな一緒に化粧品を買いに行ったりしていたわけでもないし、そもそもメイクを始めたのは生大喜利始めたタイミングとほぼ同じだ。
色々考えたけど、保身のためにファッションやメイクをしているんじゃないかと思ってきたなあ。元の骨やなりかたちに自信がないから、柄の強い服や顔面色塗りに走ってしまった気がする。無地が似合うならはなから無地にしているし、ノーメイクで外を歩く。
この理由もすぐ思いついた、簡単な理由だ。もっと根っこの理由がある気がする。自虐はもっとも簡単な自己主張であり、そのつもりがなくとも、そうなってしまう。文章を書いているとすぐネガティブな方向に指が動いてしまう。困った。
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恐山のブログを購読している。大概は地獄みたいな時間に更新されるのでどっかのタイミングで一気読みをするけれど、こんな些細なことから話題を広げていいんだなぁと思う。あととにかく生き辛そうだなぁとも思う。
この文を読んで愕然とした(恐山のブロマガは転載OK)。こういう体験記で書き手の方が共感しかねる内容だとゾクッとしてしまう。実際に私が美容師側ならとんでもない客がいたと書いてしまうと思う。理解と共感は遥か遠い位置にある。
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